バレンタインの催事場で訪れた松屋銀座。たくさんの人をかき分けながら進む中できれいな包装のチョコレートが目に入りました。
六角形の包装が尾道市向島のチョコレート工場『USHIO CHOCOLATL』に似ているなと思ったら、催事の隣のブースにUSHIO CHOCOLATLさんがいました。foo CHOCOLATERSはUSHIO CHOCOLATLの派生ブランドなのだそう。
foo CHOCOLATERSのチョコレートは乳製品や卵などの動物性の材料を使用しないヴィーガンチョコレートです。それとカカオ豆も各国の農園から直接カカオ豆を仕入れるのだとか。公式サイトによるとフェアトレードならぬダイレクトトレードでやりとりしているのだそう。農園の方との関係もシンプルに持続可能な仕組みづくりを目指しているのだと書かれていました。
という情報を見ただけでも、環境や人にやさしいチョコレートなんだろうなと感じています。
パッケージの写真は、写真家・石田真澄さんによる撮り下ろし。どこか切なくて儚くてきれいな写真に、惹かれてしまいました。
購入したのは、3種類のチョコレートが入ったギフトボックスです。
左から、カシューミルクチョコレート〈PAN〉、
ホワイトチョコレート〈NEU〉、
ほうじ茶を練りこんだ〈CHA〉。
〈PAN〉は、フルーティな酸味がさっぱりしてます。甘ったるさがなくて「ドライフルーツが入ったチョコレートを食べたのかな?」と思うくらいにフルーティでした。
(〈NEU〉と〈CHA〉の味の感想は食べたら追記します。)
外の包装も花びらみたいでとってもかわいい。
中の包装も三角のシールもとってもかわいい。
最近は甘いものを好んでたくさん食べなくなったので、開封したときは「食べきるのに何日もかかるかもな……」と思っていたのですが、1時間もしないで完食していました。薄さも程よく、食べきった後もちょうどよい満足感です。「おいしかったな、また食べたいな」と思えるチョコレートでした。
実店舗は広島空港にあるのだそう。空港内のファクトリーではガラス越しにチョコレートの製造過程が見られるらしいので、広島に行くときはチェックしたいです。
foo CHOCOLATERSは、工場というイメージやジェンダー感、働き方などの固定観念を越えた新しい価値観を提案するチョコレートなのだと公式サイトに書いてありました。とってもすてき。
「おいしい」にはそういう、一見難しいことや言葉で越えられないものを超越する力があるとわたしも思います。おいしいもので世界とは言わずとも、身近な人の気持ちがほんの少しでもやわらかくなったらいいな。
価格 | 2,700円(税込) |
HP | https://foochocolaters.com/ |
EC | https://ushiochocolatl.stores.jp/ |
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