エコが苦手なわたしのエコバッグ

正直、わたしはエコについて積極的に考える人ではありません。エコな活動、環境に配慮した行動……そういうことを考えていくと、究極「わたしが地球からいなくなればいいんじゃない?」という結論に至ってしまうからです。

わたしがいなくなれば微量ながら二酸化炭素の排出量も減る。プラスチック製品を使って捨てる量も減る。お肉を食べる人も減る。エアコン稼働も減る。……地球からしたら、いいことだらけじゃないですか?

なあんてことは極論であるともちろん重々承知だし、エコという言葉に地球との共存みたいな意味が入っていることも理解しています。けれど、何度考えても極論に行き着いてしまうのです。

とはいえ、わたしはこの世に生まれ落ちてしまいました。ついては、自分が思いつめないくらいには地球にやさしくいたい。でも自分にもやさしくいたい。どうしてもエコな商品は高価なことが多いから、わたしはついいつもの手に取りやすいお値段のものを選んでしまうんです。そんな気持ちもあるので地球へのやさしさを一番の理由に行動はできないけれど、ときめいて好きで選んだものがエコなら地球もわたしもハッピーじゃん? とは思っています。

エコに対してそんな気持ちのわたしが、今日はエコバッグの話をします。前置きが長くなっちゃった。

エコバッグを使おうと思ったのは、家にビニール袋が増えたため。ビニール袋はゴミ捨てに必要だけど、ストック増えすぎたなと感じていました。それに、プラスチックバッグはまもなく有料になるし、エコバッグを持参するとお会計が1回2円お得になったりポイントもらえたりするのもあって、エコバッグを使うことにしました。

市販のエコバッグをそのまま使ってもよかったのですが、わたしはちょっとだけ刺繍して使っています。ちょっと手を加えるだけでお気に入りになりました。

いつものスーパーで使う用に買ったのは3coinsで販売されているもの。お肉のパックを立てて入れたくないので、マチが広く取られているものを選びました。サイズはだいたい縦37×横50×マチ20cm。

コンパクトにまとまるところもお気に入りです。

このエコバッグには自分で刺繍をしました。シマエナガさんとお花です。

刺繍前
刺繍後

3回教わった程度のわたしの刺繍技術の限界とかわいくなりすぎないイラストの微妙なラインを考えた結果、こうなりました。バックステッチとチェーンステッチ、フレンチノットステッチで構成されています。

「Nobady’s Perfect」の文字プリントは正直いらないなあと思っていたのですが、刺繍をしたことであまり気にならなくなりました。文字より、刺繍のお気に入り度のほうが高くなったんだと思います。

刺繍をしたことで、エコバッグを使うのが楽しくなりました。ふしぎです。

こいきなものを見つけられないときは、こんなふうに自分で作るのも選択肢のひとつだとわたしは思います。お気に入り、ないなら作ろうホトトギス。

作るにしても買うにしても、好きだなと思えるものを長く使うことも地球へのやさしさにつながるのかもしれません。直結のエコではないかもしれないけど、遠回りのエコ。それならわたしにもできそうな気がします。

こいきなアイテムを紹介する当サイトですが、物を大切に長く使うことを忘れたくありません。

お気に入りが見つかった先で、長く使えるものを紹介していく所存です。

引き続きKOIKINAをどうぞよろしくお願いいたします。

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